体感文法講座の結果出力 その2

今日戻ってきた第二稿の直しをいれて再度作ってみたら7行不足。おかしいとおもって数えてみたら16文字のところ15文字で作成してた!修正し、再度足りない分を追記、さらに数度見直して見せてもおかしくないと思うので公開します。

お題:我流社会人教育
(16文字x84行)

 社会人になって初めの一歩は「派
遣社員」だった自分。そのため、新
人教育というまとまった研修を受け
ずに最初の転職をし、業界紙に入っ
た。
当然、上司にその部分の不足を指
摘されるのだが、社員数も少なくそ
こに手をかけている時間はない。
その時、読めと言われたのが山口
瞳の『礼儀作法入門』だった。今か
ら15年くらい前の話だが「アナログ
だけど読んでみろ」と薦められたの
だ。
週刊誌の連載をまとめたもので、
もともとサラリーマンだった山口瞳
の社会人としての彼からみたマナー
だとか、会社でのルールなどが読み
やすく書かれている。
礼儀作法の第一は健康であるとい
う当たり前のことから、エチケット
の話。日本と外国の違い。それこそ
儀礼の際のルールや、酒の呑み方な
どを実践して覚えるものだ。
また、ギャンブルのマナーなどい
わゆる一般の社会人教育とは一線を
画した事項にまで触れられている。
会社員の自分に役に立ったのは、電
話の作法と出処進退の部分である。
電話は丁寧に扱い、誰よりも早く
出る。これだけである程度「おっ、
こいつは少しは違う」と思わせるこ
とができる。転職を経験している自
分はずいぶんと得をしたものだった。
出処進退。会社を辞めるのではな
く、自分の居場所をきちんとさせて
おく。役に立ったと思ったところは
予定より30分余分に戻る時間を掲示
板に書いておき、絶対に遅れない。
そうすれば自分にもゆとりができ
るし、必ず帰ってくるので次の予定
が立てやすいという利点がある。
この二つができただけで、転職を
しても困ることはあまりなかった。
会社ごとにマナーは違うからそれに
合わせるのは大変だが、他人との違
いを見せるには十分だった。
ほか、影響を受けたのはギャンブ
ルに関わる部分であろうか。山口瞳
は競馬好きで知られ、博打打ちとし
てスジを通した人でもある。
鉄則は、カモになるならやるなと
いうこと。競馬で少し調子に乗って
生意気な時期に読んだものなのでハ
ッとさせられ、引き際を見極めると
きに思い出し、現在も胆に銘じてい
る言葉である。
加えて大事なのは、そういう場で
のたしなみかただろうか。分相応以
上のことはしなくなった。賭ける金
額のレートは身の丈と度胸に応じて
抑えがきくようになった。ぜいたく
な指定席に入ることも控えるように
なった。当時の自分にとってそこは
ふさわしくないと、わきまえるよう
に変わっていったからだ。
お酒を呑まされる場面での作法で
も影響を受けたと思う。二日酔いや
寝不足になるな。呑んでも呑まれる
なということである。
特に目上の人と呑む時、たまには
失敗もあるけれども、たいていは礼
儀正しくできるようになった。それ
に応じて、自分で呑む時も同じくそ
うなった。これは人生における収穫
だと思うのだ。
その後、人材派遣会社で社員とな
った時、新人教育の際、マニュアル
の原本となった。自分が新人教育を
おこなうことができたのはこの本の
おかげである。
この原作と続編で何人の人生が変
わり、救われたか。このことからも
自分を支える作品だと心から思うの
だ。

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